尼崎市:市立労働福祉会館、再開へ　日時限定で貸し出し　／兵庫

毎日新聞　2013年05月09日　地方版

　尼崎市は８日、老朽化を理由に３月末で廃止した市立労働福祉会館（同市東難波町４）について、金曜午後と土日限定でホールの貸し出しを再開する方針を明らかにした。同日開かれた議会運営委員会で発表した。

　市によると、同館の大中小ホールと、ホール近くの一部の会議室などを日時限定で貸し出す。他の会議室や音楽室、茶室など約２０室は対象外。５月定例議会に提出する予算案に維持管理費として９８８万円を計上する。

　市しごと支援課は「会館の廃止により、地区会館など他の公共施設の利用抽選倍率が高くなり、不満の声が出ていることに配慮した。会館の暫定利用を継続していくかは、単年度ごとに検討したい」と説明している。

　市は昨春、会館の廃止を決定。今年２月には、代替のホール機能が入るはずだった複合施設の建設計画が財政難で白紙撤回されたが、市は予定通り会館を３月末で廃止した。

　一方、利用者らで作る「労働福祉会館の存続を求める会」の小西純一郎事務局長（６０）は「市の案は中途半端だ。代替施設ができるまで、貸し館機能は全面的に残すべきだ」と訴えている。【山田毅】

〔阪神版〕

ホールと一部会議室だけでなく、是非音楽室の開放も願いますです。

バス停名も元に戻すのかな？(虹亀)

音楽室も開放してほしい・・・